みかわち焼き

染付瓢箪彫ひさご徳利 そめつけひょうたんほりひさごとっくり

高15.3cm 胴径11.7cm 江戸時代後期 [佐世保市蔵]

瓢箪を貼り付けているのはみかわち焼でも珍しい。葉と蔓、瓢箪を絵付けと貼り付けで全面に表した。胴部の紐も貼り付けであろう。貼り付けた後に染付を施したと考えられる。底には青海波に千鳥の文様。青海波を陽刻で表し、千鳥は染付で描いた。上の方が全体に釉が溜り青みがかっていることから、釉は上から掛けたとも考えられる。
「口石大作、十六歳」と底に書かれている。

江戸時代前期〜後期(17世紀〜19世紀前半)

江戸時代末期から明治前期(19世紀半ば〜後半)

明治から昭和初期(20世紀)